最近、毎日、メディアでタイトルのような「風」の記事を目にします。目に見えない風です。そもそも風(そのものは)は目に見えませんが。


主要政党のマニフェスト全てを読んだわけではないですが新聞に項目別で載っています。民主党のマニフェストにある「義務教育の無償化(公立高校)」が実現すればこれまで経済的理由で高校に行けなった生徒を救うことが可能になるでしょう。経済的理由による中退もなくなるでしょう。


大事なことはこの政策により日本の教育に本質的変化が生じるかどうかです。


現在の教育界が抱える問題は様々あるでしょう。私が最も危惧するのは日本の教育がこれまで同様、どの学校も受験を意識した画一的な授業しかしないまま進んでいくという問題です。


日本の教育はもっと多様であるべきだと思います。受験一辺倒の学校があってもよい。実験ばかりする学校があってもよい(あるかもしれません)。授業の多くでディベートばかりする学校があってもよい(私の知るかぎり皆無に等しい。あったらすみません)。


例外的にがんばっている学校はあるでしょう。だからといって多様性があるとは口が裂けても言えないのが日本の現状です。


ですから選択が基本的には進学実績に頼りがちになるのです。子供をこういう人間に育てたいからこういう学校に行かせたいという親の選択はそもそもほぼ存在しません(もちろん音楽科とか被服科とかありますが)。


教育現場に多様性があり教育内容に多様性があれば、生徒らの価値観も多様になりうるはずです。


でも現実は今の高校生を見ても私が高校生だったときと比べて価値観が変わったとは全く思いません。それほど年数が経ってはいませんし、社会の価値観がさほど変わっていないのだから高校生の価値観が変わらないのは当然です。でもなんか寂しい気がします。


新政権には多様性を生むような政策を実現してほしい。授業料無償もいいですがもっと大局的な視点から教育について分かりやすくて新しい指針を示してほしいと思います。